LaTeXで文章を書いてみよう

文書は情報を相手に伝えるためのものである以上、その重要で基本的な構成要素は文章です。 ここでは、LaTeXにおける文章の記述について説明します。 下に文章の記述の練習のためにLaTeXのソースコードを示してありますので、 まずはこれを自分で実際に記述して表示してみてください。

なお、ここでの説明は本文 (¥begin{document}¥end{document}の間の部分) のみ行います。本文の外側(¥begin{document}より上の部分)に関しては 「とにかくLaTeXで文書を作ってみよう」で説明してあるのでそちらを参照してください。

% 「%」という文字はそれ以降はメモ書きだという事を示しています。
% 「%」以降は実際の表示結果には全く影響しません。
\documentclass[a4j,12pt,onecolumn,oneside,final]{amsart}
\usepackage[dvips]{graphicx}    % グラフィカルな操作に必要です
\usepackage{epsbox}             % 図を使いたい時に必要です
\usepackage{amssymb}            % 使える数式が増えます

\begin{document}                % ここから本文が始まります
\setlength{\baselineskip}{18pt} % 文章の行間幅を設定できます
\thispagestyle{empty}           % ページ番号を表示しないようにしています

{\Large $\sim$ \ \TeX で文章を書いてみよう \ $\sim$ \vskip3mm \hrule}
\vskip10mm

ワープロは文字を入力して画面でレイアウトを
整えるとそれがそのまま原稿の完成品となります。
そのため、非常に直感的に原稿を作成することができます。

それに対して\TeX はどのように表示するかという事を
コマンドによって指示する事でレイアウトを整えています。
そのため、レイアウトは表示してみないと分かりません。
このように言うと原稿の作成が難しく聞えるかもしれませんが、
レイアウトを操作するコマンド一つ一つは簡単な働きしか持っていませんし、
普段使うようなコマンドの数も多くはありません。
以下によく使うレイアウトのコマンドの使用例を示しますので、
コマンドを使って記述するテキスト(以下ソースと記述)ファイルと
照らし合わせながらご覧ください
% ソースとは今見ているようなテキストの事です。

\underline{文章に下線を引く}ことができます。
{\bf 文字を太く}できます。
{\Large 大きい文字}、{\normalsize 普通の文字}、{\Small 小さい文字}
というように文字の大きさを変えることができます。
もちろん、\underline{これらを{\bf {\Large 組み合わせて}使う事も}可能}です。
% 文字のサイズを変えるコマンドには上のほかにも
% \Huge \Huge \LARGE \Large \normalsize \small
% \Small \SMALL \footnotesize \scriptsize \tiny \Tiny
% というものがあります。

また、\TeX
では空白をあけたい場合\hspace{8mm} % 長さを指定することで空白を作ります
や改行したい場合\\ % \\は改行記号です。
もコマンドによって行ないます。

\TeX はコマンドによって原稿のレイアウトを決定します。
そのため、ソースが煩雑になり後から見ると見にくいものになりがちです。
しかし、逆にいえば「ソースのレイアウト」どのように記述しても、
「原稿の表示内容のレイアウト」には影響しないということです。
だから、{\bf ソースは後で見やすくなるようにソースのレイアウトを工夫}しましょう。

\end{document}
ソースコードのダウンロード プレビュ

それでは、¥begin{document}¥end{document}の中を 上から順番に説明していきましょう。

ワープロは文字を入力して画面でレイアウトを
整えるとそれがそのまま原稿の完成品となります。
そのため、非常に直感的に原稿を作成することができます。

それに対して\TeX はどのように表示するかという事を
コマンドによって指示する事でレイアウトを整えています。
そのため、レイアウトは表示してみないと分かりません。
このように言うと原稿の作成が難しく聞えるかもしれませんが、
レイアウトを操作するコマンド一つ一つは簡単な働きしか持っていませんし、
普段使うようなコマンドの数も多くはありません。
以下によく使うレイアウトのコマンドの使用例を示しますので、
コマンドを使って記述するテキスト(以下ソースと記述)ファイルと
照らし合わせながらご覧ください
% ソースとは今見ているようなテキストの事です。

基本的に文章は普通に文章を記述するだけでそのまま表示されます。 文章の整形についてはLaTeXが自動的にやってくれるので、 改行などを入れなくても印刷時には文字が端まで来れば自動的に改行してくれます。 だから、文章を書くときには特にデザインを考えなくてもだらだらと書くだけで、 LaTeXが自動的に体裁を整えてくれます。 また、ソースコード中ではどこで改行しても印刷結果には反映されません。

しかし、文章を記述していると段落の変更や任意の場所で改行を入れたい場合があります。 LaTeXにおいて段落を変更したい場合には一行以上空白行を入れることで対応します。 一行以上の空白をあけて文章を書き始めると、その文章は新しい行殻始まり、文頭は字下げされます。

\underline{文章に下線を引く}ことができます。
{\bf 文字を太く}できます。
{\Large 大きい文字}、{\normalsize 普通の文字}、{\Small 小さい文字}
というように文字の大きさを変えることができます。
もちろん、\underline{これらを{\bf {\Large 組み合わせて}使う事も}可能}です。
% 文字のサイズを変えるコマンドには上のほかにも
% \Huge \Huge \LARGE \Large \normalsize \small
% \Small \SMALL \footnotesize \scriptsize \tiny \Tiny
% というものがあります。

\TeX はコマンドによって原稿のレイアウトを決定します。
そのため、ソースが煩雑になり後から見ると見にくいものになりがちです。
しかし、逆にいえば「ソースのレイアウト」どのように記述しても、
「原稿の表示内容のレイアウト」には影響しないということです。
だから、{\bf ソースは後で見やすくなるようにソースのレイアウトを工夫}しましょう。

文章を下線を引いたり、太文字にしたりと飾り付けしたいことがあるかもしれません。 LaTeXではこのような文字修飾もコマンドによって行います。 \underlineコマンドによってその直後の { 中括弧 } の中に書かれた文字列を 下線をつけて表示することができます。 また、\bfコマンドによって、そこから後の文章を太文字にすることができます。 \bfはそこから後の文字をすべて太字にするので、 { \bf 太くしたい文字 } というように範囲を決めてやる必要があります。

文字の大きさを変更したいときもやはりコマンドを使用します。 文字を大きくしたい場合には\Largeとすることで文字を大きくできます。 このコマンドは\bfの場合と同じように、 そこから後の文字をすべて大きくしてしまうため { \Large 大きくしたい文字 } というように範囲を限定させて使用する必要があります。 また、文字を小さくする場合は\smallを使います。 文字の大きさを指定するコマンドにはこの他にもあって、 それらを小さい順番に並べると、 \tiny\scriptsize\footnotesize\small\normalsize\large\Large\LARGE\huge\Huge、 があります。


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